社長力 【中小企業の社長がレベルアップする最初の方法】

 

中小企業の成長はほぼ社長の力にかかっている

ベンチャーの成功・失敗の鍵は社長が握っている。

 

前向きのチャレンジだから誰でもがやってみればいい、というほど甘くない。

 

「事業意欲が非常に強く、絶対成功させたいと思える人」、

 

「向上心が非常に強く、足りないところを真剣に補おうとする人」、

 

「社長がすべてだと理解し全力で責任を全うしようとする、自分に厳しい人」

 

でなければ社長には向かない。

 

ただし年齢、性別、学歴、単なる勤務経験より事業意欲、執念、商売センス、
向上心、実行力、実績の方がはるかに重要

 

その全ての始まりは、政府系金融機関からの資金調達から始まる ⇒日本政策金融公庫からの資金調達

 

日本でのベンチャー失敗事例

社長が営業力を軽視し、株主や部下に指摘されても、安易な態度を変えない

 

営業目標の未達が続いても、部下の言い訳を聞き、しょうがないなと思う

 

だから ⇒ 気構え

 

単に「良い感触」しか得られていないのに、販売できたと思いこむ

 

確実に売り切るまで、フォローしない。部下まかせにする

 

だから ⇒ 気構え2

 

売上債権の回収を軽視し、後回しにする

 

「日銭稼ぎ」を軽視する。確実な収入機会を追わない

 

だから ⇒ 社員の側から

 

売上がまだ立たないのに、相当額の出費を継続する

 

社長力がない社長

資金調達後、出費が急増。収入と勘違いしたふるまいが目立つ

 

だから ⇒ 頭の整理

 

不要不急の出費(豪華な社長室、秘書、PCの新調等々)が続く

 

自社製品に過剰な自信を持ち、強気すぎる商品・価格戦略をとり続ける

 

だから ⇒ メモ書きのススメ

 

開発にかかる期間、費用の見積もりが甘く大幅に納期遅延となる

 

株主が何度も真剣に助言しても、社長はうるさがるばかりで耳を傾けない

 

だから ⇒ メモ書き(続き)

 

競合、特に大企業の動きを軽視して、負けるわけがないとたかをくくっている

 

大手企業との提携獲得に社内のすべてのエネルギーを注ぎ、
反対の声を押し切ってまで他の案件を停止して進めたが、
担当役員の異動で立ち消えに

 

だから ⇒ メモの書き方と効用

 

旗艦店の成功で多額の融資を受け、一気に10億円以上かけて出店。
環境変化で資金繰りができず、倒産にいたる

 

だから ⇒ メモの書き方

 

1号店の成功後、全国で一気に数店舗を出店。
ところが、顧客ニーズをつかみきれず、売上未達、高コストでまもなく倒産

 

事業環境が大きく悪化して明らかに当初の計画を見切るべき時期になっても、
社長が執着し続ける。

 

だから ⇒ なぜなぜ質問

 

取締役会でも自己正当化の説明ばかりする

 

販売の見込みがたたない商品に固執して事業の方向転換を先延ばし。
優れた人材も採用できず、社長は心身ともに疲弊

 

だから ⇒ 分析のしかた

 

 

社長が「希望的観測」と事実を常に混同する。
楽観的なのか能天気なのか

 

嫌なことには目を向けない、夢のみ追ってその場しのぎをする

 

優柔不断で、農事組合法人が困難な状況での意思決定を避ける。逆切れする

 

ビジョンがない。先頭に立って引っ張れない

 

部下が社長を尊敬できない。納得してついてこれない

 

部下に厳しくできない。部下の選り好み、えこひいきをする

 

有名になりたい、金儲けしたいという私利私欲が露骨で、部下がうんざりする

 

社長の給料のみ、極端に高い。
二番目の社員の数倍の給料を得ている

 

社長への貸し付け金、頻繁な仮払い金がある

ダメな社長をまとめると

1. 社長の営業、収益確保への執着心の弱さ

 

2. 社長のコスト管理の弱さ、資金調達への甘さ

 

3. 社長の技術への過信、開発見積もりの甘さ

 

4. 社長のいちかばちかの無謀な挑戦

 

5. 社長の戦略判断ミス。決断力不足

 

6. 社長の能力がリーダーとして明らかに不足

 

7. 社長が会社を私物化. . . 明らかな不適任

 

そんな会社のご相談は東京の行政書士か熊本の行政書士をおすすめします。